8月の新譜チェック★キタッー本命!寸止め感がたまらない「キャッスルマンゴー」 [BLCD]

8月の新譜チェック★キタッー本命!寸止め感がたまらない「キャッスルマンゴー」

BLCD「キャッスルマンゴー」
キャッスルマンゴー.jpg
総合 :★★★☆☆

ストーリー性:★★★☆☆
H濃度 :☆☆☆☆☆
腐ノ狂王点 :★★★☆☆

原作:木原音瀬・小椋ムク
出演:石川英郎×近藤隆

内容紹介:

ラブホテル「キャッスルマンゴー」は、極貧で奨学金を受けて有名高校に通う体温のひく~い高校生「よろず」の自宅だ。そこへある日、AV界のカリスマ監督「十亀」がスタッフを連れて撮影に訪れた。とにかく印象が悪いこの男。自らゲイであると宣言し、よろずの弟「さとる」に急接近。それを阻止しようと、よろずは十亀に対して思いがけない行動に出た……

感想:

キタ―――( ゚∀°)―――!!

さすが、木原音瀬氏原作!

イイッ!

マッパシーン ゼロ!

でも。

イイッ!

久々に、来ましたね~。
聴きごたえのある作品が。
文句なくお上手な声優様方。
安心して身を委ねられる原作・音瀬氏。
ハズレるわけ、ありませんね。


++ストーリー。++

ちょっと、ナニコレ!この寸止め感!
いままでの、紡がれた感情が、ナマ殺し じゃ、ないのっ!
コレはないだろ~

これが、正直な一言目の感想であります。
結構丁寧に心理描写がなされていると思います。だから、感情移入しやすい。
体温低い高校生のよろずが、最初は第一印象最悪の男十亀に、どんどん魅かれていく様。
これは、視聴者も同様。どんどん、十亀って人が気になって、知りたくなっていく……。
海に白い花をすてて誰かを弔ってみたり、屋台のラーメン屋で10代の頃の家で話がチラッと話題にのぼったり。

ナゾっ!

一件マイペースで、グデグデタイプに見える十亀。
でも、蓋をあければ、責任感が強くて、ハートウォーミングで。しかも、とてつもなく哀しい謎の過去をもっている……。
このCDを聴き終わる頃には、十亀に、すっかりもっていかれます。

最初、AV監督×ラブホテルの息子っていうから、どんなハードなめくるめく世界がわたくしをまちうけているかと思えば、実は、けっこう純情ラブストーリー。

マッパ・ゼロ!

キス・極稀

でも、でも、なんか、最近の薄ッペライ「萌え重視のみ」のCDよりは、
ずっとずっとよかったっスッ。

で、ココで気になるのが、「十亀」の過去バナ。
「リバースエンド」。創刊したCabの付録小冊子だそうです。
うむむむ……
そうなると、入手するのは難しソ……。
もう、ホント、フリトでの石川氏じゃありませんが、その「おも~い過去」、
是非、CD化していただきたいものです!
そうじゃないと、一生 ナゾ のままで、終わってしまう~!!!!
そして、もちろん、本編の続きもどうにかしてほしい。
この寸止め感。 いつか、すっきりしたいものです。
こちらの方も、CD化希望❤であります。



++声優様。++

*石川氏。

いや~。参った。ピッタリでござんす。
「同級生」の原セン ヴォイスですね。基本。
スキです。
この手のキャラ、石川氏にやらせると、ほんとお上手です。
もう、雰囲気が絵に描いたように、鮮明にありありと聴く者に伝わってきます。
わたくし個人としては、石川氏は、美人受けよりは、このようなマイペース攻めの方が、断然好きですね。いかにも顎に無精ひげ生やしてそうな。よく見るといい男みたいな。
じつはハートウォーミングなのよ、みたいな!
とっても、美味しく頂けました。



*受けるは近藤氏。

体温が低い感じ。イケますね。
以前もどこかで氏については、語ったことがありますが、
近藤氏は、黒い感じがピッタリハマる声優様だと思うのです。
今回は、黒キャラ濃度は微量。でも、“なんか企んじゃってる“
っていう点では、黒要素はあるんですね。やっぱり今回も。
わたくし個人的には、近藤氏といえば、あの人気シリーズの「F&B」のラウルがたまりません。萌えまくりです。
腹黒。
これが、本当にトレヴィアン❤ に、こなせる声優様でいらっしゃるんですね。
ま、F&Bの話は横に置いておいてっと。

本作では、たぶん、よろず君。黒くなりませんね。どんどん白くなっていくのでしょう。
たぶん、すごくすごく十亀のことを好きになっていって……
でも、その時、十亀の過去が立ちはだかる! みたいな。
たぶん十亀の昔の恋人が、死んだのでしょう。
未だ過去の亡霊に囚われてる十亀に、悩み苦しむ よろず君……
っというような展開でしょうか?
漫画は、もっと先が出ているのかな?原作未読ですいません。
ただ木原先生なので、もし続きがあったら、ただでは済まない気がします。
そう言う意味でも、ホント 続き、おねがいしますっ!




++最後に。++

いいんじゃないでしょうか、このCD。
モノスゴ・オススメ ってわけじゃないですけど、最近のBLCDに少しでも「あんま欲しいものないカモ……」と感じてしまった方には、オススメできます。
恐るべし木原氏。
やはり、人気がある作家さんだけあって、おハナシが巧いです。


激しくオススメの点:

この寸止め感ですかねぇ、やっぱり❤





共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。