6月の新譜チェック3★BLCD「御曹司の口説き方」 [BLCD]

6月の新譜チェック3BLCD「御曹司の口説き方」
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総合 :★★★★☆
ストーリー性:★★★☆☆
H濃度 :★★★☆☆
腐ノ狂王点 :★★★★☆

原作:鳩村衣杏
出演:安元洋貴×立花慎之介
梶裕貴

内容紹介:
お固い華族出身の眼鏡強気女王様御曹司「千里」×ワイルド系千里と大金持ちの跡取り息子「虎之介」。
幼馴染の二人は20年来の犬猿の仲。なぜなら、二人は2才年下の、愛らしい「勇美」に想いを寄せるライバル同士だったからだ。そんなある日、突然勇美が結婚すると言い出す。虎之介は、婚約者の彼女を監視するため、わざわざマンションまで買い取り、千里とそのマンションに一緒に同居し、勇美の結婚を阻止する計画を立てようともちかけるのだが……

感想:
全国推定5千万人(?)いると予想される腐の皆様方。
キタ―――( ゚∀°)―――!!
で、ございますよ。ドリームキャスト!
その上、面白かった!

「買い」です。このCD。

久々に、眠くなることなく、頭は冴え冴えしたままで、最後まで聴けました。(地下鉄の犬は、眠気のため、3回程聴き直しましたが、未だ最後まで到達せず……のまま終わってます)
聴き終わった後のそう快感。まるでさわやかな風が吹きすぎていくような、そんな感じですがすがしさとともに、安眠できること、保証いたします。

ま、一つ気になったことと言えば、イラストですかね。
わたくしは、高階祐さまの大・大・大ファンであります。「タナトス……」の軍人の挿絵なんて、鼻血ものでした。でもでも……。今回の作品には絵が綺麗過ぎるというか……高階祐さまの絵ってステキすぎて、美男すぎて……。本作を、高階祐さまのイラストを想像しながら聴くと、このようなコメディタッチのものには、お顔が綺麗過ぎて雰囲気があわないというか、どうかなと。チラッと思ってしまったのでありました。ま、わたくしの場合、正直、本作、ジャケ買いっていうのも購入の理由としては大きかったわけなのですが。


++ストーリー++
みーんな丸く収まる。終わりよければすべてよし。なストーリー。
コンパクトに。
でも、面白くまとまっています。
「御曹司を口説く」というよりは、「御曹司を手の上で転がすさじ加減」をよく知っている虎之介の計略にまんまと乗せられた初な御曹司といったところでしょうか。
でも、その虎之介のさじ加減が、絶妙に面白い。
典型的な強気の女王様・千里を虎之介が、どんどん手繰り寄せて、からめとって、自分のモノにしていく様がとってもGOODでした。


++声優様++
慎ちゃん。
いいっすね~。「僕の知る……」とは全然違ったテイストです。
強気受け!の典型です。
それにこの方の喘ぎ声、好きですね~わたくしは。
以前にも一度言及いたしましたが、「女喘ぎ」にならない喘ぎ声っていうのが、イイんですね。しかも、嬉し恥ずかしな「いやいや……」受けですから、美味しすぎです。
あの、慎ちゃんのキュンキュンヴォイスとはまたちがった、強気な高嶺の花が、よくあっておりました。(でも、一瞬、岸尾D氏の低音ヴォイスとシンクロしてしまった?のは、わたくしだけ?)

安元氏。
うん、うん。こういうワイルドで筋が一本ピーンと通っているタイプ。氏にはピッタリですね。ガチガチに固まっている千里とは対照的に、余裕しゃくしゃくな感じで度量の広い感じがよく表現されておりました。この方は、「ヤブノナカ」のフリトでも思いましたが、結構本を読まれている「うんちく派」の方なんですね。わたくし、彼のそういうところ、嫌いじゃありません。今回のコメントでも、そんなところが見えました。
作品をちゃんと吟味して飲み込んで消化させて……という作業が、過去に小説を読んで来た方だと、その洞察力って、違いが出てくると思うんですよね。このお方は、そういった深いところまで見ようと努力されている、また見ることのできる声優さんなんだなと思いました。

梶くん。
「わ~い!元気っ子」って感じでしたね。「愛玩少年」みたいな妖艶な梶クンファンとしては、今回のヴォイスはいささかオコチャマすぎましたかな……。でも、例えどんなことになってても相変わらずよいお声。
フリトでも、「ああ、この子はちゃんと気付ける子なんだなぁ」っていうのがわかるコメントがちらほら見えて、関心いたしました。

++フリト++
面白かったです。三人の仲の良さが伝わってくる、とってもよろしい雰囲気でした。

激しくオススメの点:
6月の新譜の中で、今のところ、一番オススメなんじゃないでしょうか!





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