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特農BLCDって、好きですか?★新田祐克★BLCD特集★ [BLCD特集]

特農BLCDって、好きですか?★新田祐克★BLCD特集★僕の声 / オトダマ・音霊 / 公使閣下の秘密外交 / カジノ・リリィ / 春を抱いていた / 男が男を愛する時シリーズ/ 愛されすぎて孤独
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みなさん、“BLの三種の神器”ってなんだろ?”って思います?
「魅力あるキャラ」「くっつくまでのじれったいくらいの紆余曲折」「作りこまれたストーリー」
じゃないかな、って、わたくし腐国ノ狂王は、思うんです。
新田作品は、まさにこの3ポイントを例外なく、見事にクリアした「BLの王道」作品ぞろいだと、わたくしは思うのです。

そこで、

今回の総ナメ特集は、「新田祐克」BLCD作品です!
前回の記事で感想を綴った通り、わたくし腐国ノ狂王は、今さらがならではございますが、現在進行形で、かなり新田氏にハマってしまいました次第です。
(正直、男が男を・・・・・シリーズで、イロコイを何度リピしてしまったことか!!!)

「春抱き」に関しましては、特に「冬の蝉」が良作だという噂もありまして、BLCDの方も、OAVの方も随分と昔にチェック済みでした。当時、正直言って、「コユイな」くらいの印象しか持たなかったわたくしでありましたが、今回、「男が男を愛する時シリーズ」で、やばい位にディープにハマり、「オトダマ・音霊」でさらに「うん!うん!」感を増し、今回、思い切って、総ナメ特集をお贈りしちゃおうと思った次第であります!


++新田作品。++
いい!この特濃なコユサ加減が、いっそスガスガしい位に、いい!のであります。
冒頭に書いたとおり、 新田作品には、「BLの王道」の要素がてんこ盛り状態。
ストーリーも設定もよく調査ができていて、しかも作りこまれているので、面白い。
今時のかる~いテイストとは違った、コユイ世界が、逆に新鮮でいいのであります!

新田氏といえば、盗作問題(既存のファッション雑誌や広告写真から、その構図をコピっていた)で一度残念なスキャンダルを起こされておりますね……でも、お話を作るのは、ツボをよく心得ていらっしゃるという点で、本当にお上手な方だと思います。
たとえば、スキャンダル後に出た「オトダマ・音霊」。原作未読ではありますが、BLCDの方は、雑誌付録のCDという形で出ておりまして、たった33分足らずの収録を拝聴いたしましたのですが、すごくトレヴィアンな出来栄えだったのでありましたっ!オハナシガとにかく、作りこまれております。なにせ33分ですから、ほんのプロローグ代わりな印象ですが、伏線がてんこ盛りで、視聴者にわくわく感をあたえてくれています。BLシーンはゼロ!なのにですよ~!ホント、登場人物が期待感を持たせる設定ばかりで、すばらしく、またBLCDとしての声優様がたのキャスティングもSOOOOOO GOODでございまして、何一つBLシーンがでてこないにもかかわらず、聞く方は、勘ぐりまくりで、妄想しまくりで、頭が沸騰しそうになるのであります。

イロコイの時も思いましたが、新田作品には、他の作品にはない吸引力があります。
グイグイと引き込む「力」。それが、どの作品にも共通してみられるから、凄いのであります。貴方も是非、ご自身の耳で、その吸引力と特濃加減を実際に、味わってみていただきたい。



++作品紹介 ++
「男が男を愛する時シリーズ(全)」
総合 :★★★★★
ストーリー性:★★★☆☆
H濃度 :★☆☆☆☆
腐ノ狂王点 ★★★★★
声優萌え点:★★★★★←桜井孝宏

出演:中田譲二×岩永哲哉、 鳥海浩輔×岩永哲哉、  桜井孝宏×鳥海浩輔
トレヴィアンな本作に関しては、記事うpしておりますので、「こちら」をご覧ください。


「僕の声 金のがちょう編」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★★☆☆
H濃度 :★☆☆☆☆
腐ノ狂王点 :★★★☆☆
出演:高橋広樹×森久保祥太郎
森川智之、三木眞一郎、緑川光

内容紹介:ついにキタ――ッ!声優業界!
なんだか青春ドラマをみているようなテイストです。幼馴染で反目しあっていたはずの若手声優「上智」と「風間」が、やがて愛し合うようになるっていうお話。なんか、「夢をあきらめない」ってテーマが、さわやかすぎて、これホント新田作品?と耳を疑ってしまった程。でも、悪くありません。

感想:森久保氏の受け!これに尽きるのではないでしょうか!萌え萌えです[黒ハート]
貴重なだけに、ファンにはたまりません!
あと、気になったのは、高橋氏のヴォイス。まるで「たっつん」のような響きで、聞いている間中、シンクロしてしまったわたくしでありました。
総合的に見てBLCDとしての萌え度は低めかな。もう、このCDは、新田作品だから、っていうんじゃなくて、「森久保受け」という意味で、オススメかな~と。


「オトダマ・音霊」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★★☆☆
H濃度 :☆☆☆☆☆
腐ノ狂王点 :★★★☆☆

出演:保志総一郎×小西克幸
置鮎龍太郎、森川智之

内容紹介:死者の声も聞きとることができる天才音響捜査官だった主人公がと解決していくホラーミステリー。

感想:贅沢!!!な豪華キャストですよ!!!
しかも、「コニタン→関西弁」 + 「オッキー→鬼畜疑惑のエリート兄」 + 
「もりもり→猟奇殺人犯疑惑のオタッキー」ですよ~。
もう、豪華絢爛で、目がクラクラします!!!!

わたくしなんてもう、オッキーのヴォイス聞いただけで、ステキ過ぎて鼻血ブーでしたよ、・・・・・
完全にキャスト萌え?っていうことも否めませんが、もう、今後に目が離せません。
CD化していただけないのでしょうか・・・・・・


「公使閣下の秘密外交」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★☆☆☆
H濃度 :★☆☆☆☆
腐ノ狂王点 ★★★☆☆

出演:浜田賢二×森川智之 
三宅健太

内容紹介: 外務省の実力者を父に持つ名家出身の新米外交官「白石智宏」は、派遣先のタイで、実力と美貌を兼ね備えた在タイ公使でしかも姉の婚約者である「吉永孝司」と関係を持ってしまう…… アダルトな駆け引きがステキな外交官ラブ。

感想:
++ストーリー。++
「THE 外交官 STORY」でございます。アダルトな駆け引きの世界。嫌いじゃありません。ま、欲を言えば、腐国ノ狂王的には、もうチっと濃ゆめでも、よかったかもしれませんね~。ドロドロ展開があった方がわたくし好みではありますが、ま、本作品は、外交官ストーリーらしく、全体的にスマートに格好良く、そしてちょっぴり背徳感が味わえる仕上がりになっております。
「こんなことをバラされては困る。未来の義弟にひとつ秘密をもってもらおうか……」
くわぁぁぁっつ! やってくれます、名ゼリフ。もう、本作、これに尽きるお話でございます。反発が大きければ大きいほど、何かの拍子に一度ベクトルの方向が変わってしまえば、その反動で、気付いた時にはもう、どっぷりと……
ま、そういうことですね。ラストの結び方も粋な感じで、この作品のテイストによく合っていたかなと。なかなか悪くありません。

++声優様。++
森川受けです~[黒ハート] 初な年下男をぐいぐいハメていく妖艶テクは、圧巻。なにせ、「股間外交すると噂される男―吉永」ですからっ!!!
モリモリ氏、流石の演技力で魅せてくれます。
でも、マッパシーンはチョ~みじかっ!!!!
TRACK5なんて、やっとキタかって期待しても、モリモリ「あっんっあっ」程度ですよ……ホント、冗談抜きで!!!
後は、各自、頭ン中で続きを想像してくださ~いって感じでしょうか……
TRACK7なんて、盛り上げるだけ盛り上げて置いて、ちゅっちゅっって……
以下省略ですよ!!!!
こうして、長らく待たされた視聴者は、TRACK10でようやくマッパシーンらしいマッパシーンにたどり着くのです!!!
「うっ、あっ、うっ、あっ……」
短い喘ぎながらも、エロさは壮絶。さすがモリモリ。テクニシャンです。
じらされ効果が効いてかどうかはわからないケド、TRACK10の冒頭に、森川受けの奥儀が濃縮還元された感じですね。あるいは、人によっては、思わず感動のあまり、リピしてしまうかもしれません。
――というわけで、森川受けとはいっても、モリモリが「あんあん」喘ぎまくってるシーンはあんまり期待できませんので、お気をつけて。
あくまで、キャリアって設定だけでもう充分エロいわけで、その“雰囲気”を楽しむCDであります。

一方の、浜田氏ヴォイス。一瞬ちょっぴり、ちょっぴりですよ、どことな~く平川D氏ヴォイスとシンクロしてしまったわたくしでありました。そのせいか、多少の物足りなさを感じてしまったわたくし。いえね、悪くないんですよ。アンビバレンツな心情は、よく表現されていると思いました。でも、なんか平川Dの影がちらついて……平川Dなら、もうちょっとコッテリとねっちりとやってくれるんじゃないかなぁって、勝手に頭の後ろの方で想像しちゃうわけですよ。

ま、全ては「マッパシーンの割愛」に問題があると思うんですよね。
それをもっとこゆ~く聴かせてくれていたら、★は沢山だせたのになと。
でも、全体的に悪くない作品だとは思います。

あと、メインBGM。なんか背徳感たっぷりで、エロい雰囲気ムンムンです。
いいっすね~。こういうメロドラマ・テイストのBGMは、本作を盛り上げてナカナカでした。



++その他、これはNGと感じた作品。++

「カジノ・リリィ」☆ゼロ。面白くない。

「愛されすぎて孤独」☆ゼロ。生理的にこの作品は受け入れられませんでした。


++PS。++
あと、「春抱き」に関しては、あまりにも長すぎるため、後日感想うpさせてください。


皆さま、ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました[黒ハート]


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BLCD特集「山藍紫姫子☆お耽美4連発!」 金環蝕/花鎮の饗/THE DARK BLUE/長恨歌~蛇性の婬~ [BLCD特集]

BLCD特集「山藍紫姫子☆お耽美4連発!」
金環蝕 / 花鎮の饗 / THE DARK BLUE / 長恨歌~蛇性の婬~

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今回の特集は、アノ、お耽美の女王、山藍紫姫子BLCD作品を一挙4連発でご紹介です。
昨今を省みて、山藍様ほど、強烈なお耽美臭をぷんぷん漂わせることのできる作家様がいらっしゃったでしょうか。。。。

人が「これは、お耽美だ~」と感じる条件。
それは、「品」であると、腐国ノ狂王は考えます。
ノベルでの山藍様が描かれるマッパシーンは、そりゃもう、なんでもアリの、仰天プレイがてんこ盛り。まさに好色ワールド祭りである。
が。
あんなことも、こんなことも、そんなことまで。。。。まさか!それはないだろ~っていうことまでやっちゃってるのに、どーしてか、山藍様の作品には「お品」があるのです。
下衆にならない高貴な「暗香」を漂わせることができる。
そんな、どこか「お品」を感じさせる山藍ワールドは、まさにお耽美たるや何かを熟知した、手練手管で作り上げられている世界なのであります。そういう意味からしても、山藍様は、まさに、お耽美のマイスター。お耽美の女王の座を不動にしていらっしゃるのも、うなずけるのであります。

そんな原作の雰囲気を壊さず、音声化するというのは、さぞかし至難の業であるはず。
でも、ご心配無用である。
山藍様の「お耽美スピリッツ」は、CD化されても、期待を裏切っておりません。
それは、今は亡き、「塩沢兼人」氏の名演技によって、音声化されても尚、その品格と独特のお耽美の暗香は損ねられることなく、みごとに具現化されているからであります。

これからご紹介する作品は、最近のBL業界で歓迎されがちな「ライト感覚」が、全く見られない作品ばかり。それは、ともすると、重苦しく、ずし~んと暗~く、ともすると息苦しいほど。それは、強烈な圧迫感となって、視聴者の心を抑えつけてくる。そんな、得体の知らない何かを孕んでいる、異色の作品たちなのである。



「金環蝕」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★★★☆
H濃度 :★★★☆☆
腐ノ狂王点 :★★★★★

出演:石井康嗣×塩沢兼人
   置鮎龍太郎×塩沢兼人

内容紹介:
先の戦争で敗戦し、そのトラウマから、まだ完全に醒めないでいた若きメルローズが、父の事業の名代として招待されたのは、敵国で勝利を手にしたクライシス・ロールシャハティの居城だった。
そこで、再会したのは、敗戦を理由に処刑されてもはやこの世にはいないはずの、かつての美貌の上官カート・フレグランス大佐、その人だった!!!

感想:
++ストーリー++
CD化された山藍作品のなかでも、かなり好きな作品ですね、本作は。なにがイイって、作品ラストの結びです。これぞ、「THE お耽美」というエンド。好きですね~。
人間の悲しい性を感じます。こういう、バッドエンドは、まさにわたくしの大好物でございます。

++声優様++
若き置鮎氏が、そりゃもう、フレッシュで、すんごくいいんです。惚れますね、正直、この初々しさに!置鮎ヴォイスに一度でも魅力を感じたことのある方、必聴です。

それからもちろん、塩沢氏。今回は、プライドをずたずたに切り裂かれ、精神的にも肉体的にも捕虜として生きることを強いられ、苦悩する魔性です。
陰と憂いを含んだヴォイスは、カート・フレグランスにぴったり。塩沢氏の「被害者を加害者にさせてしまうほどの魔性」を、是非、ご堪能あれ!




「花鎮の饗」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★★★☆
H濃度 :★★★★☆
腐ノ狂王点 :★★★★★

出演:塩沢兼人×林延年(神奈延年)
林延年(神奈延年)×塩沢兼人

内容紹介:
お能の世界を舞台に繰り広げられる、超お耽美ワールド。
お家の跡目争いを発端に、絶世の美貌をもつ篠夫を巡る、腹違いの弟・明煌と観月流宗家の重鎮たちとの間に繰り広げられる、想像を絶する人間ドラマ。

感想:
++ストーリー++
もう、「お能」の世界、っていうだけで、イけそうな、すばらしい設定。
しかも、そうくるか~!という、どんでん返しが待ち受けているラスト。
そんなラストが待ち受けているとも知らず、屈辱、嫉妬、裏切り、征服欲。。。が渦巻く壮絶な汚れた人間関係に翻弄される篠夫と明煌に目が離せない、聴きごたえのある一作です。

++声優様++
ハイクオリティです。
どっぷり、すっぽり、お能の世界へ堕ちてゆきます。
観月流の重鎮方のいやらしいヴォイス。篠夫さんの哀れをさそう、超オヤジヴォイスです。
それに比べて、まるで「若き牡鹿」のようなヴォイスをご披露してくれるのが、神奈延年氏。かなり、初々しいですぞ~。
塩沢氏は、またしても魔性です。今回は、逃れることのできない運命に苦悩する魔性。苦しめられれば苦しめられるほど、「この世のものではない美しさ」が宿っていく篠夫さんを、これまた、言葉には表せない程の壮絶な色気で演じていらっしゃいます。

++オマケ++
わたくし、もちろん、原作全て読破いたしました。CDでお目にかかれる世界は、氷山の一角でしかありません。ノベルでは、篠夫の体験した壮絶な過去や、結婚後の篠夫の先行きなどが綴られておりますので、それについての感想は、近日中に、改めて、独立記事としてうp致します。
ご興味のある方は、そちらの方も、ご参考になさってみてくださいね。




「THE DARK BLUE」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★☆☆☆☆
H濃度 :★★☆☆☆
腐ノ狂王点 :★★☆☆☆

出演:玄田哲章×塩沢兼人
   堀秀行×塩沢兼人

内容紹介:
美貌の青年、オリヴィエ・シェルダンは、吸血鬼である黄金の魔物・ロキシー・アルカードに囚われの身となっていた。そんなオリヴィエにもヘーゼルという愛する人ができるが。。。魔物に執着されたオリヴィエの悲劇。

感想:
++ストーリー++
ま、いわゆる吸血鬼モノです。ストーリー性としては、???な感も、正直、否めません。
アレの最中に達して咬み付くってトコロ。ちょっと野獣のオタケビアリで、かなりキッチュ。わたくし、かなり抵抗ありました。(腐国ノ狂王、実は、SFものとかヴァンパイアものとか、動物ものがダメなもので。。。)
でも、最後の方で明かされる、魔物に魅入られ執着されたオリヴィエの秘密は、なかなかの「耽美」テイストでわるくありません。
しかも、このおハナシの最大の見せ場は、ラスト中のラストです。めちゃめちゃ謎で、ミステリアスです。そしてなんだか、切ない。
この作品に関しては、最後のこのTRACKにたどり着くためだけに、すべてがあったといっても過言でない程、イイ締めでありました。
そんでもって。。。。。。
このCDを聴いて、もちろん続きが気になって気になって、即、原作購入したわたくしでございます。そりゃもう、期待大で、オハナシの続きを読ませていただいたのですが。。。。
正直、「残念」な感が強いです。
このオハナシに限っては、このCD止まりのほうが、オススメです。

++声優様++
いやはや。ベテランぞろい。1995年作品です。
安心して身を任せられる声優様陣。
塩沢氏、今回も苦悩しております。もう、苦悩させたら、このお方以外、右に出る方は、ホント、いらっしゃいませんっ!
ブラボー!



「長恨歌~蛇性の婬~」
総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★☆☆☆
H濃度 :★★★★☆
腐ノ狂王点 :★★☆☆☆

出演:鈴置洋孝×塩沢兼人

内容紹介:
油問屋吉野屋の一人娘・お澪が惚れた相手は、無頼の牢人・沙門小次郎。
恋心が募っていたたまれなくなったお澪は、こっそりと沙門の後をつけ、彼の住家をさがしだすが。。。。
そこでお澪が見たものは、沙門が絶世の美女・弁天を組み敷いて、痴態の限りを尽くしている姿だった。。。。。

感想:
時代物。しかも、女性がメインで登場するという、この世界、異例中の異例。異端中の異端作品である。
おハナシも、あってないというか、メインは、淫靡なプレイですね、これ。プレイにおハナシの印象が霞んでしまいます。鬼畜アリ、縛りありの、淫靡ワールドをお楽しみください。
でも、ご注意!!
BGM。いくら、昔の作品だからって、こりゃ、ひどい。
この選曲はねーだろーってな出来になっています。。。

++声優様++
塩沢氏。今回も苦悩系です。今回は、淫靡攻めに苦悩する美女。
いろいろ、やられちゃっております。

++オマケ++
またまた原作、CD拝聴後、購入いたしました。この作品に関しても、どーかなー。
CD止まりの方がいい気がします。特に原作のラストはSF?チックで、まさにわたくしが避けたいラストでありました。こういう結び、がっかりですな、腐国ノ狂王的には。。。。




と。山藍紫姫子☆お耽美4連発、いかがでしたでしょうか?
古いものの中にも、輝きを失わないものがあります。
貴方も、是非、これを機会に「お耽美ワールド」の「深淵」を覗いてみてはいかがでしょうか?


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BLCD 「黒キャラ」特集 [BLCD特集]

BLCD 「黒キャラ」特集。
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↑かわいい悪魔より。

は~い!今回は、黒キャラ祭りで~す❤
と、いっても、今回、ご紹介したいのは、腐国ノ狂王が愛する、“やや腹黒ショタ寄り”の黒キャラです。
本来、ショタはかなり苦手なわたくし腐国ノ狂王でありますが、「腹黒ショタ」ときたら、ハナシはちがいますっ!!!
好きです。
むしろ、大大大好物です❤
このテの黒キャラって、メインで出てくることってまれで、悲しい位、ほとんどの場合、メインカプの引き立て役とか、あて馬的な役ドコロなことが圧倒的に多いんだけど、短いご登場ながらも「脇」だからといってサラッっと流してしまうにはあまりにも、あまりにも、もったいなさすぎるトレビアンなお味のキャラが結構多いんです。
そこで今回は、CDの質とか、そんな問題は、綺麗さっぱり忘れチまって、
トレヴィアンな黒キャラ達に、スポットを当ててみたいと思います。

ご注意↓
作品名の後の☆は、黒キャラに対する☆ではなく、CD作品自体に対する☆です。


++腹黒ショタ。++

代永翼氏。
「カテキョ!★★★☆☆」これこそ、王道。ここにご登場の代永氏は、まさに、KING OF腹黒ショタ! ホント、名演技。是非、ご一聴を!ただし、出番はみじかい。

「ステイゴールド★☆☆☆☆」腹黒キャラにしては珍しく、本作メインです。でも、わたくし的には、「カテキョ!」の方が強烈なインパクトがあって、お勧めですね。
代永氏の本来の黒い魂の実力をもってすれば、本作、正直いって、やや弱いかな~。
氏なら、もっと、もっと黒い魂の輝きを放てそうな気がします❤

吉野裕行氏。
「かわいい悪魔★★★★☆」わたくし、大好きなCDであります。
面白いので、超オススメ。
待ってました!!!腹黒ショタ・メイン作品!!!!
黒よっちん、ス/テ/キです。ス/テ/キ過ぎますっ❤
ハンパなく楽しめま~す。
しかもCDの後半では、成長したよっちん氏のクールヴォイスも聞けちゃうという、一度で二度美味しいCDでございます。是非、聴いてみて~。

宮田幸季氏。
「嫌いにならないでね★★★★☆」悪魔っ子~❤ 宮田氏、ホント巧いです。イメージ通りで、ホントピッタリです。腹黒KINGが代永氏だったら、宮田氏は断然、本作のような駄々っ子トーンの「悪魔っ子」のKINGでいらっしゃいます。
このキャラでの攻め。できれば、マッパシーン付きで!!!
YES。
聴いてみたいですね~。これからも、どんどん、お願いしや~すっ❤

「美男の殿堂★☆☆☆☆」基本、おバカストーリ。宮田氏の腹黒度は、結構高めで、ストレートです。しかも、今回、腹黒受けのマッパシーンだってある!
やってくれてます❤ホント
ただ、喘ぎ声はショタに戻ってしまっていたのが、腐国ノ狂王的にはチと残念かな。
わたくしとしては、宮田氏の腹黒ショタ攻めが聴いてみたかったのに~。

福山潤氏。
「華は貴族に手折られる」いいぞ!いじわる~、福山クン❤ かなり一瞬のご登場なんですが(涙)。でも、普段の清廉潔白な「白」福山氏よりも、ずーっとずーっとステキだと思ってしまうのは、腐国ノ狂王だけ?!今後も、バンバン、こんなキャラで出演して、わたくしをよろこばせてっ~!

++黒キャラ。++
梶祐樹氏。
「愛玩少年☆☆☆☆☆」。
BLCDとしては、正直、黒星が出せません。でも、ここにご登場のダーク梶氏の黒ヴォイス。あああぁぁぁっ。ステキ過ぎて、殺人的なトーンです。短いご登場なれど、そのヴォイスは、なんと魔性な響き❤ そんな超妖艶な梶氏のお声をご拝聴できる貴重なCDという意味では、ある意味、腐国ノ狂王にとっては、忘れえぬCDとなっております。

「課外授業★★★★☆」
冒頭からの低音気味のエロ喘ぎ。これまた、あああぁぁぁっ。でございますよ、わたくし。。。。
I❤ダーク梶氏。であります。

鈴村健一氏。
「生意気な遺伝子★★★☆☆」スズの黒っぷりがステキなこの作品については、感想をうpしてありますので、そちらの方をごらんくださいね。

鈴木達央氏。
「アンバランスな熱★★★☆☆」たっつん氏って、ホントいじめっ子ヴォイスの申し子。
以前からもチョイ役で、チョコチョコいじめヴォイスをご披露してくださっていた氏でありますが、今回は、そんないじめっ子が、メインで大活躍ですぞ~!!!!

++二重人格。++
平川大輔氏。
「2乗な恋の駆け引き★★☆☆☆」典型的な二重人格ストーリー展開。でも、ダーク平川。鬼畜攻めです~❤

++ギャップ萌え++
「あかないとびら★★★☆☆」
第2話・平川氏の、「一見、王子様。その実ドS」は、なかなか美味しく頂けます。この作品自体も面白いのでオススメです❤


あと。
こんだけあるBLCDの中でも、黒キャラ登場作品って、しかもメインとかマッパシーン付きとかって特に、希少かもしれないけど、ゲーム界ではザクザクですぞ。たとえば、玉響の宮田クンとかね。

いいぞ~!!!!

最後に。
もちろん、原作のノベルやコミックに依存してはいるんですが、今後、ゲーム界に負けないくらい、黒キャラメインで登場CDがザクザクでてきてほしいものです。
かなりイケると思うんだけどな~。


オマケ。
面白い心理テスト見つけましたので、貴方の腹黒度、チェックしてみては?
ちなみに、腐国ノ狂王は、「悪代官」の腹黒さでありました。
http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c045

さらにモひとつ。オマケ。
「禁断の萌え度チェック」
http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c067
こちらもナカナカ面白いですぞ。お試しあれ!

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BLCD 「中村春菊特集」 時代モノ4連発☆「Hybrid Child-ハイブリッド・チャイルド」・「東山道転墜異聞」・「海ニ眠ル花」・「月は闇夜に隠るが如く」 [BLCD特集]

BLCD 「中村春菊 時代モノ 4連発!!!」
「Hybrid Child-ハイブリッド・チャイルド」・「東山道転墜異聞」・「海ニ眠ル花」・「月は闇夜に隠るが如く」
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総合 :★★★☆☆
ストーリー性:★★★☆☆
H濃度 :★☆☆☆☆
腐ノ狂王点 :★★★☆☆

原作:中村春菊

はじめに:
今回ご紹介する作品たち。
BLCDとしての醍醐味、マッパシーンに関しては、忘れてくださいっ。
いくら設定が「男同士」って言ったって、喘ぎ声が拝める割合がこんなにも少なくて、果たしてBLCDといえるのだろうか。。。。。と、例え頭の奥の方で、幻聴らしき声が聞こえてきたとしても、もう、この際、構いましぇんっ。
例えマッパシーンが微弱であっても、ドラマCDとしては、本当に面白い作品ぞろい。
そこは意を決して、「ストーリー性重視」ってことで、皆様、最後まで、お付き合いくださいっ。


作家様紹介(腐国ノ狂王的見解):
「純情ロマンチカ」であまりにも有名な中村春菊様。その実力は、腐界の住人であらせられるお方であれば、周知の事実。
BLにしては、チと変わったオハナシの設定、魅力あるキャラクターたちの登場、退屈しないストーリー運び+軽快な会話が魅力の春菊様作品。ストーリー的にみると、特に何が起こるってわけでもないけど、このお方の作品には、とてつもなく人を引き付ける不思議な魔力のようなものが備わっている。
それはたぶん、きっと、春菊様のオハナシのなかには必ず、プラスαで、切なくなったり、ホロリと泣かせられてしまうような、見せ場が用意されているからだろうか。その作品、作品に「心」を感じさせる瞬間がある、実に「巧い」本をつくる作家様でいらっしゃるからであろうか。

今回は、そんな春菊様の作品の中から、時代モノ4連発と称して、他のBLCDとは一線を隔する春菊ワールド満載のBLCDをご紹介いたしたいと思う。

感想:
「Hybrid Child-ハイブリッド・チャイルド★★★★★」
出演:井上和彦・諏訪部順一・緑川光
BLCD史上最高峰に位置するCDといえば、間違いなく本作である。
それはもう、とにかく、絶対にお手にとっていただきたい一枚であるので、ここであまり詳しくあれやこれや書き立てるのは、やめておきたいのです。けれど。。。。
でもでも、これだけは、言わせてっ!
聞いていて、こんなに胸を締め付けられる思いをするBLCDがあるなんて!!!
この短いTRACKのなかに、なんてコユイ感動ものがたりが凝縮されていることかっ!!!
ホント、お涙お約束のCDなのである。
オハナシの展開は、春菊様の大得意な手法である、「連鎖物語」。幼馴染み3人の、それぞれのお話が、絶妙にリンクしていて、春菊様、かなりのテクニシャンでいらっしゃいます。
声優陣も、ベテランの演技派ぞろい。本当に聞かせてくださいます。
わたくし、もちろん感動のあまり、即、原作をご購入いたしましたっ。
原作に忠実な作りで、比較しても、違和感ないこと確認済みでございます。ただ、やはりCDとは音の世界。ラストでのソノシーンでは、聴いている方としては、かなり、「何?何?何してるのっーーーっ」っていう、あやふや感をもってしまうのは否めませんが、そこは原作コミックで絵を拝見すると、切なさが、さらに二倍二倍になるので、CD視聴後、原作をもお手にとっていただけたら、もう、本作、完全攻略。この、感動も彷徨うことなく成仏いたします。
お涙お覚悟のうえ、是非是非、お聞きくださいっ。


「東山道転墜異聞★★★☆☆」
出演:福山潤・小西克幸・中井和哉・千葉進歩・緑川光
時代活劇。これまたBLCD界でも変わり種CD。でも、それがとっても新鮮です。
可愛いジュンジュン氏。無器用だが情に厚いコニタン氏。できすぎた兄の緑川氏。熊男を好演の中井氏。そして、粋でいなせな謎の妖艶若旦那千葉氏。イイ感じです。ともすると、ジャンルがBLであることをわすれて聞き入ってしまいます。

「海ニ眠ル花★★☆☆☆」
出演:三木眞一郎×野島健児
   成田剣×三木眞一郎
海賊モノ。想像外に元気なハツラツとした三木眞氏ヴォイスが!!!。今までにない、三木眞氏が拝聴できる、けっこうある意味、お宝CD?
成剣氏も、チと原作のイメージとは違うが、CDとして聞けば、とってもナイス❤ 腐国ノ狂王、実は成剣氏の大ファン。執着攻めをこのお方にやらせたら、いつも期待以上の印象です。今回は、そんなわたくし好みの役ドコロではありませんでしたが、第2章では、また違った意味で粘着質なエロ~い味だしてましたっ。
ストーリーも、同じ海賊モノのである人気シリーズの「F&B」や「コルセーア」とは一味違った和風海賊モノで、なかなか楽しめます。


「月は闇夜に隠るが如く★☆☆☆☆」
神谷浩史・宮田幸季・森川智之
「東山~」に比べると、ややインパクトがうすいかな~。春菊様にしては、ストーリーが正直、チと残念なデキかもしれません。
短編のCD化ということで、短すぎる本編+あとは「ショートエピ」で補うみたいな。。。。事情的に、しょうがないっていっちゃ、しょうがないのだろうけど、一枚のCDとしては、本編があまりにも短すぎたということなのでしょうか。聴いている側からすると、物足りなさが正直のこってしまいます。

声優様的には、
神谷氏ご出演ということだけど、クールな低音神谷氏でありながら、あまり氏の本来の魅力が発揮されていなかったような。。。。神谷氏にしては、オーラが微弱だったような。。。。。
それに比べて意外といつもよりもオチャメな魅力を振りまいていたのが、モリモリ氏。こんなテイスト、結構わたくし嫌いじゃないかも❤
典型的なショタ系ヴォイスで登場の宮田氏は、一途な感じがよく出ていました。今回ショタ喘ぎがなかったのが、かえって好感持てたのかも!?なかなか可愛かったです。

こうして考えてみると、
キャラ設定やキャスティングされた声優様たちは、とってもGOODなのですから、
あとは、やはりCDとして聴くんだったら、オハナシの部分が、ですね。。。。。
ホント、残念です。
BLCDとして、これだけキャラ的にもキャスト的にもお膳立てされているのだったら、
例えば、
神谷→森川→宮田→神谷的なぐるぐる展開とか、それとも、
神谷×森川、もしくは森川×神谷、それに宮田氏が加わって○P?なんて展開になっていったら、BL的にはとっても美味しそうなんだけどな。。。。。
ま、原作にないものは、CD化できないはな。。。。。

ま、多少残念なトコロもある、本作ではありますが、信乃と半十郎の初恋にまつわる過去エピは、音声ならではのテンポがあって、なかなか面白かったし、本編もそんなに悪い出来ではありません。あくまで短編コミックの音声化だからと割り切って考えれば、一度聴いてみるのもいいかも知れません。


非時代物作品。

「純情ロマンチカ・シリーズ★★★★☆」この世界の定番中の定番。オハナシをリンクさせるのがとにかく大好きな春菊先生。本作はその定番。とにかくストーリーにぐんぐん引きづり込まれていく、恐るべき吸引力のある作品。ただし、CDとしては、かなりの枚数があるので、全部集め出したらけっこう大変カモ(汗)。。。。。。しれません。

「世界一初恋・シリーズ★★★★☆」現在進行形の、それはまるで「お楽しみ福袋」。純情ロマンチカで見せてくれた春菊ワールド健在です。わたくし個人としては、やはりメインカプよりも神谷氏の存在がひじょ~に気になっておりますっ。
今後大注目の作品です。

「料亭遊戯★☆☆☆☆」マッパシーンは多めだが、ストーリーは春菊様にしては、?。。。。かな。


と、まあ、基本原作未読で、先入観ゼロ状態でBLCDに挑んでいる腐国ノ狂王でありますが、やはりCDの出来がよいと原作にも手を出したくなるものです。わたくしも例外なく、中村春菊歴史モノ4連発の原作コミックはすべて拝読いたしました。「東山道転墜異聞」にしても「海ニ眠ル花」にしても、原作のオハナシのすべては、CDに収録されておりません。

ということで。


今回の激しくオススメの点:
①原作コミック「東山道転墜異聞」でしか拝見できない、今は亡き「立見平九朗」とのエピ。

②原作コミック「海ニ眠ル花」における「内藤数馬」のエピがチョ~~~GOODなので、是非!!!これを読むと、より一層、内藤数馬様が好きになること必死❤ な~んでこのエピをCD化しなかったんだろうか。。。。すんごくイイのに。。。。是非音声で聴いてみたかった、そんな気持ちにさせるエピでございました。

③原作コミック「東山道転墜異聞」にしても「海ニ眠ル花」にしても、春菊様の絵柄に注目。「純情ロマンチカ」の作者とは思えない程、絵のテイストが全く違います。そんなところにも注目しつつ、CDでは収まりきれなかったストーリーの続きを、原作コミックの方で補えるので、そちらの方も是非、お手にとってみてくださいねっ。



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