BLゲーム ブログトップ

禁断の18禁BLゲーム「神学校」レビュー [BLゲーム]

ずいぶんと、ご無沙汰しておりました腐国ノ狂王でございます。
やっと…、やっと、記事をうpすることができましたぁ…○ (+´∀`)キラリン☆
例にもれず、長文ですが、お時間が許す限り、最後までお付き合いくださいね☆


18禁BLゲーム「神学校」
神学校 Noli me tangere.jpg
画像は公式より拝借いたしました。

作品タイトル:神学校-Noli me tangere-

総合 :★★★★☆
ストーリー性:★★★★☆
H濃度 :★★★★☆
腐ノ狂王点 :★★★★☆

制作:PIL/SLASHU
出演:M田K季氏 ×M川H氏
        K尾D氏
        ×Tっつん氏
        ×K裕K氏
        ×N剣氏


訂正)*主演の記載が間違っていました。正しくはM田K季氏です。
11月13日に拍手をいただいた方、教えていただきましてありがとうございました。

【内容】
一言でいえばこのゲームは、
第二次世界大戦中・戦後の、とあるブリティッシュな神学校で起こる、
基本、謎解きありーの、オカルトありーの、流血&グロありーのなホラー路線の、
かと思えば、はたまた、
ラブコメありーの、甘いエッチありーの、痛いエッチありーの、
しかも+αで、受け攻め両パターン見れちゃうーのな、
もう、なんでも「てんこ盛り」、いやいや、「特盛」状態の
恋愛シュミレーションBL学園ゲームです。

攻略対象キャラは、5人。
最初の3人のGOODENDをクリアしたのち、4人目に進むことができます。
そしてさらに4人目のGOODENDをクリアすると、5人目に進むというもの。
1キャラにつき、1HAPPYEND+3BADENDとなっています。

シナリオは、かなりホラーオカルト寄りの作品で、正直グロいです。
でも、グロ設定もできるので、
そういうのが苦手な人は、設定をOFFにして、さらにBADエンドを回避する、
という手もあります。
そうやってGOODENDだけを拾ってプレイしたとしても、
これだけのボリュームなので、十分満足できると思います。
主はONでやったので、OFFモードでみるとどうなるかは不明ですが、
もともと物語の設定上、初っ端から避けられないグロCGがでてきますし、
多々、怖いSEやBGM効果もかなりあるので、
やはりそういう雰囲気がちょっとでもするとダメな人には、向いてない作品だと思います。
また、反道徳的な行為に不快感を覚える方、または、カトリック信仰をもっている方は、
かなり不快なシーンも多数含まれますので、そういった方々は、購入は避けた方がいいと思います。

★感想★

【コンプ後の感想】
いやぁ~、とにかく、長すぎるよ、コレ、ピル/スラッシュさん…
というのが、我慢弱い腐国ノ狂王の感想第一声であります。

寝食を忘れ、正月休みの時間を全部費やして
目薬とお友達になりつつ、攻略見ながらサクサクやっても、
フルコンプに3日半かかりましたぁ…(ゲッソリ)
とにかくものすごいボリューミィーな作品でありました。

【システム】
軽い軽い♪ しかも、かゆいところに手が届くようにできていて
実によく気が利いています。
とくに、音声が録音できるところ!30件ほど録音できます。
主などは、ハッと気づいたら、K尾D氏のぬふふ吐息MYコレクションが
できあがっておりましたですわ!(ま、K尾D氏の吐息については、
後ほどたっぷりと)

但し、一部、既読部分が既読スルーにならないところもあったのが、
心残り。これでけっこうな時間が費やされ、危うくマウス早打ちによる腱鞘炎
になるところでしたσ(^_^;)アセアセ..

【サウンド&ムービー(OP)】
OPは、秀逸な作りですね。期待感で胸いっぱいになるようなつくりで、しかも美麗です。
サウンドも、神学校という、イメージにぴったりでステキです。
その他のBGMも、一部デスノート的なダークなサウンドがあったりして、
なかなかのワタクシ好みでありました。
ただ、乙ゲー的な、WE ARE ONEと、Hシーンのテーマ  その手に触れたい には、
前出とあまりのギャップにちょっと吹いてしまいました。
でも、作品があつかっているものが扱っているものだけに、
逆にこの、キッチな乙ゲーサウンドに救われた感じもしました。

【キャラクターデザインと萌え】
乙ゲーっぽくって、良かったです。なかなか萌えさせていただきました。
でも、原画に関しては、昭和を感じさせる少女漫画風なのが、ちょっと引っかかりました。
視覚から入る情報というのは、萌えに直結しますからね。
CGでは、明らかに別のレーターさんの手によるものだとわかるタッチのものも。
個人的には、マイケルとアベルがオーガストのを…っていう3pのタッチが好みでした。

【エッチ】
HAPPYENDのHは、よかったと思います。
ただ、「冒涜」とテーマでうたっている通り、痛いエッチが多いので、
萌えるかといわれれば、うーん。これで萌える人は、あまりいないんじゃないかなー、
変態さん以外は…。むしろちょっと不快に感じるかも。
ということで、Hに関する萌え度は、HAPPYENDを除いては、
全体的に低めかな。
でも、ぼかし付きの恥ずかしいポーズのCGも多いし、表情もよく動きます。
具体的には、〇ェラVer.と挿〇Ver.があって、
それぞれ受け攻めのパターンを見ることができるというすぐれもの!
ショタがいつも受けとは限らない!絶対攻め、っていう人が、受けだったり、
これは受けだろ、って人が攻めだったりするのを見れるのは、とってもお得。
なんてプレイヤー思いの親切設定なんでしょう!この設定があることにとても感謝しました。

【作品】
早々に、結論から言えば、今作は、良作と言えます。
高価な対価を払っただけの満足は、得られるでしょう。

アマゾンなどでもみなさんこぞって惜しみなく★を出してらっしゃいますし、
確か2013年のベストBLゲーム?で受賞してましたっけ?
それも、うんうん、納得。うなずける内容です。

でもね、腐国ノ狂王的には、良作ではあっても、
逸作とまではいかないかな…と、思ってしまいました。

何がひっかかるのかなー?
「物語のテーマは『背徳』。副題の”Noli me tangere”とはラテン語で「私に触れるな」の意(新約聖書)。キャッチフレーズは「冒涜・背徳…そして無垢な愛。聖と邪の相克が辿り着いた彼岸のラブストーリー」wikiより引用」
とあるように、もう、それ聞いただけで、ド・ストライクなはずなのに…。
実際にプレイしてみたら、
ダークエロス好きな主(ぬし)には、なんていうんでしょ…。
秀逸には届かない何かを、今作には感じてしまったんですね。

例えるなら、天才と秀才がいたら、この作品は秀才タイプというか。

ふーむ。うまく言い表せないけど…。

この作品は、ぜったい一人では作ってない、というか、
この、特盛感からすると、「ああー、スタッフさん、相当数、会議にかけて、
ホラー担当さんとかエッチ担当さんとか、諸々の各チームが、
ベストのものを出してきて、それを一作品にしたんじゃないかなー」
っていう感じが伝わってきた作品でした。
(実際のところ、もちろん、そうとはかぎりませんが)

前回BLゲーで、腐国ノ狂王が唯一レビューをさせていただいた
SWEET POOLとは、対極にある作品のような気がしますね。

SWEET POOLは、一本の、凛とした筋の入ったゆるぎない絶対、というか、
神センス的なるものをもつ、一人の人間が作っていると感じさせる作品でした。
それは、絵のテイスト、BGMなども含めて総括的に筋が一本貫かれていました。
まあ、実際のところ、一人の人間が作ってるわけはないのですが。

あーなんて言い表せばいいのかなー。
具体的なものから普遍的な事実を導き出すことを「帰納」、
逆に普遍的な事実から具体例を導き出すことを「演繹」というのなら、

神学校は、帰納的な手法でつくられ、
SWEET POOLは、演繹的な手法でつくられている、というか。

SWEET POOLを食べ物でいうなら、マグロの刺身とか、
そういう、煮たり焼いたり煮込んだりしない、
唯一無二の逸品を出してきたというかんじ。

それに比べて、この「神学校」は、ごった煮です。
もう、BLから、ホラーから、乙女系から、ラブコメ少女漫画系まで、
あらゆる要素がつめこまれている感じですね。

それは、使いやすいシステムや、BGM&音楽にまでも気が配られています。
でも、だからといって、その一つ一つのレベルに甘さは全く感じられません。
むしろ、完璧でスキがないほどに練られている印象です。

そんな完璧なところが逆に、全体を平たくしているというか、
突起していないというか。

主(ぬし)のような、根っからの耽美主義者には、この作品で楽しめてはしても、
なにかどこか、感動しなかった、というか、
満たされることはない作品だったなーという印象を受けました。

【シナリオ】
ストーリーは、よく練りあげられていて、謎解きの効果と伏線の効果でとても楽しめました。
(但し、一部人物設定は、プレイ前からネタの先が読めてしまいました…しかもそれがラストの5人目の攻略対象だったという不幸)
でもまぁ、ゲームのストーリーとしては、よくできていたと思います。
--------------------------------------------------------------
が!ココカラの感想は、↓↓↓ 辛口のため、伏字にしておきます。
辛口コメントOKの方のみ、お読みください。
---------------------------------------------------------------
残念なことに、シナリオ自体に、深みは全くありません。 って、辛口になっちゃって、ごめんなさいっ。作品批判をしているつもりは毛頭ありません。 でも、正直、そう感じました。  「本作はボーイズラブゲームでありながら、同性愛が禁忌とされる舞台背景の元で物語が繰広げられる。シナリオでは恋愛等の人間模様の展開のみに留まらず、「神とは何か」「赦しとは何か」といった普遍的なテーマの提示にも及び、一度は神を捨てた主人公が信仰を取り戻すまでの過程と、それに伴う精細な心理が重厚に描き込まれている。(wikiより引用)」 ってあるけど…。うーん、どうかなー。まあ、たしかに、そうではあるのだけれど…。 たぶん、この作品は、 ”聖と邪”を扱ってはいても、 ”善と悪”は扱っていないから、ということなのだと思います。 深みのあるテーマを扱っているからこそ、返って、深みの無い印象をあたえるのかもしれません。 心を、こう、ぎゅっと掴まれるような吸引力とでもいいましょうか、 そんな核のようなものが、わたしには全く見えてきませんでした。 たぶん、おそらくそれは、この作品が、あくまでも、”BL”を楽しむための、 「ひとつの設定」であり、その為の「一つのシチュエーション」として 生みだされたシナリオだからなのかな、と。ちょっと邪推しちゃいました。 だからプレイしてても、心が動かされないというか…。 神とは何か、信仰とは何か、赦しとは何か、そんなテーマを扱っているにも関わらず、です。 大体、マイケルの「赦し」がウソくさいというか、優等生の模範解答すぎるというか、通り一遍というか、なんというか。プレイヤーの心に響く説得力に欠けるんですよね。 だって、ストーリー的に言えば、一番の要は、「マイケルは、なぜ裁かないのか」という下りに あるはずなんですよね、本来は。散々見せつけられる悪趣味な行為の数々が昇華されるかどうかは、「赦し」がカギを握っているわけです。でも、その「赦し」にプレイヤーが感情移入できないと、プレイヤー側が今まで散々付き合わされてきたその悪徳行為のいやーな後味の、行き場がない。かといって、そこの部分がちゃんと説明できてなくてもいいや、って思える程、この性的冒涜行為の数々が、魅力的な「萌え」として作られていた、とも ちょっと思えない。 悪魔にしても同じ。BL的性行為のシチュエーションを楽しませるセリフは多くても、肝心な部分の説明ができてない。この作品で示される悪魔の行為は、下品で最悪であると十分に感じることができるし、それに関しては説得力はあるのですが、肝心要の、最後、「なぜこれほど外道な悪魔なのに、殺してほしいと願うのか」が、いまいちピンときません。「人間の心がまだ残っているから(僅かの良心がまだ残っていたから)」ということなのでしょうけれど。 そこらへんの詰めがちゃんとできていてれば、文字通り、感情が動かされる、感動があったのだと思います。 だから、プレイ後の「感動」の所在が、 何日も頭のなかにあって、それで頭の中をグルグルするというよりは、 これだけのボリュームの作品をコンプできた!という達成感の方にあって、 コンプ後にはもうあんまり残らない…というか…。 まあ、ゲームですから、当然と言えば、当然です。プレイヤーは 別に最初からゲームに深さをもとめちゃいない、といわれれば それまでですが。 それならそれで、せめて、 「悪魔」の人のキャラを徹底的に魅力的に描いてほしかったですね。 作品の中では、全く魅力がありませんでしたから。 それこそ、プレイヤーの魂をまるごと持っていくくらいの勢いで。 そうしたらもうちょっと違う印象になっていたかもしれません。 ま、あくまで感想です。(←アレ?悪魔で感想ですぅ!?) あとは、やはり、全体的にあまりにも長すぎるのが玉に瑕でした。 もうちょっと短めにはできなかったのかな…と。(という主も長文書きーでありました。 人のこと言えません。ごめんなさい) でも、ストーリーに直接関係のない会話や回想を割愛するだけでも、違ったかも。 なにせフルボイスですから!結構飛ばしつつやっても、1キャラの攻略に5時間くらいかかったぞぉぉぉぉl! まぁ、それもこれも、対価に似合ったボリュームということで。 考え方によっては、大枚はたいて、えぇぇ?!これでもう終わりぃ?!っていうパターンよりは、 ずっとましだとは言えます。 なんだかんだケチ付けている主ですけれど、実のところ 主は結構この作品を気に入っているのです。 それでなきゃ、主もわざわざ記事には致しません。 いい線いっているからこそ、残念というか、悔しいというか。 深さという点では残念ですが、 ゲームとしては、本当に良作。 最後までストーリーを楽しめる、かなり高得点な作品だと思います。

-------------------------------------------------------

は~い?? お待たせいたしました。ここからが、感想の本番☆

シナリオうんぬん、とか、作品としては…なんて、
そんなお堅い話は、ここからはもう、あっちに放っぽっておきましょ。

ここからは、純粋にBLネタとしての、感想です。

でも、「ネタバレ含む」だから、未プレイの人、
ネタバレを避けたい人は、ここから下は読まないでね・

↓↓↓


----------------------------------------------------------

【声優さんに関する感想】

まずは、出演者のおさらい。

主人公とその双子の弟に、M田K季氏
 ×
鉄壁の美貌総監督生→M川H氏
物静かな親友→K尾D氏
陽気な不良→Tっつん氏
ひょうきん(?!)な神父様→N剣氏
学園のアイドル→K裕K氏
懲罰主義の学校長→?
となっております。
一応、パッケージには源氏名で書かれておりますので、伏せ字にしてみました←

【M田K季氏】
F山J氏だとばかり思っていたら、正しくは、M田K季氏でしたのね!
ふふふっ、SORRY!
最近、ずいぶん長い間、BLCDを聞いていないせいか、
不覚にも間違ってしまいました!(←って、苦しい言い訳ですね)

改めてM田K季氏だと自覚してみると、確かに!そうだよ、そうそう!こりゃもう、M田K季氏ですよねー! いぇねぇ…、今回、M田K季氏のショタにしては、はっちゃけた感じがなく、
落ち着いていたというか、中に強い芯を秘めたような抑え気味な演技だったので、すっかりF氏だと思い込んでいました。ワタクシ、やらかしてしまいましたね!
本当に申し訳ありませんでした。

とまぁ、そのくらい、今回、役にはまった自然な感じで、全く何の違和感もなく、
安心して聞けてしまいます。
やっぱり声優さんの力って、すごいですね。双子のガブとの声の使い分けも完璧。
作中、あんなことも、こんなことも、そんなことまで、やらされて本当にお疲れ様でしたぁ。
ああ…とか、あんっとか、あっんんっ、とか、似たり寄ったりのを、よくもまぁ、あれだけのバリエーションで使い分けているんだか!それなのに、一個も同じのないなんて!すごいっ!凄すぎます!文句なしの★★★★★演技でした。

【Tっつん氏】さわやかです!魅力にあふれてます!そしてぇ!
勢いよくほおばってます。とにかく、むちゃくちゃ ほおばってますから。
そのサービス精神旺盛な男前に、敬を表して★★★★☆

【M川H氏】
あらら?どうなさったのでしょう?かなり控えめで淡白な感じでした。
むしろ、攻めのM田K季氏のほうが、あんあんいってましたから!
M川氏の普段の実力を知っているだけに、ちょっと意外な感じ?というか、
本当に残念でした。
とにかく主は、クールビューティーの受けが好物。しかも長髪クンならなおさら、
大の!大の!大の大好物なんですよぉぉぉぉ。
だから、この鉄壁美貌の長髪総監督生で、しかもドSキャラときたら、もちろん、
今作の大本命。しかも、野太い声の低音M川氏のツンデレ王道お色気たっぷりの受けが
今回味わえるとしたら!
ああ大興奮[黒ハート] と、そりゃもう、
プレイ中から胸を高鳴らせて小躍りしていたものでしたから、
ふたを開けてみたら、この淡白さに、ひじょぉ~に、未消化な感じでした。
ということで、★★☆☆☆
でも、低音ボイスのいい声っぷりには、感服。改めて、惚れ惚れいたしました。

【K裕K氏】
もう、ブラック降臨ですよぉ!それも全開で!
BLCD「愛玩少年」以来の、ハマり役。みごとな淫乱っぷりでした。
個人的には、いい子ちゃんのショタ役より今回みたいな、腹黒ショタな
K裕K氏が大好きです!★★★★☆

【N剣氏】
ちょっと怖いもの見たさみたいなのがあったのですが、
やっぱり怖かったですぅ??
「楽にしてあげようか」が、特に忘れられません。
この方は、優しい声色でいうと、怖いですね。でも、怖い声でSな所業をなさると、
ハマります。今回、この方の受けも拝聴できるということで、どきどきしましたが、
よがり声は、くどくなくて、意外にもステキでした!ということで、★★★☆☆

そしてぇぇぇぇl~!!!!
【K尾D氏】
★★★★★+★ でぇぇぇぇすぅ!
もう、とにかく、K尾D氏の御吐きになる吐息が恐ろしくエロイ!!!
もう、とにかく、K尾D氏の鼻から抜ける息の音がとにかく超絶にエロイ!!!
大事だから2回言いました。

やばい。鼻血…。
この方、こんなに色っぽかったっけぇぇぇ?
吐息がとにかく、いろっぽすぎる。
ま、まさに桃色吐息とは、このことを言うのでは!?
という程、とにかく、やばい、やばいっ!
萌え剥げそうでした。

先ほどにも上のところでちょろっと書いたけど、
主が感じたままに気に入ったK尾D氏の「桃色吐息」をポチッとな録音しておりましたら、
とんでもないコレクションできあがりましたよ!

ふわぁぁぁん!
ー(≧▽≦).。.:*・゚★゚・*:.。 。.:*・゚★゚・*:.。 。.:*・゚★゚・*:.。 。.:*・゚★゚・*:.。 。.:*・゚
絶品を、ありがとうぅぅぅぅ(*´∀`*)ノ
K尾D氏、貴方はワタクシの永遠のエロエロ桃色吐息王子だぁ!

ただ~っし!!!チョット⊂(○`Д´)⊃マッタァ!
桃色吐息は、こ、こんなにも超絶的に完璧ぺきなのに…。

この方の喘ぎだけは…昔から結構苦手かも。
(ファンの方ごめんなさいね。でもでも、主も貴方に決して負けて劣らぬほどの、氏の
相当ファンでありますからぁ!いっちゃいます!)
あの、大げさというか、やりすぎというか…声が高くなるのがどーしても駄目ですね。

主は、もともと男性声優さんの喘ぎ声で、
声を女声のように高くして喘ぐっていうのが、ダメなんです!
男を残しつつ、喘いでいる、っつーのが、好きなんです!
だから、ショタ系の声をやられるかたは、よく女声のように高くして
喘いでいらっしゃるので、それ、ほんと苦手なんですわ…。
受け声はあくまでも男らしく。女声になってしまっては、げんなりなのです。
ということで、D氏にリクエスト!
最近新作BLCD聞いていないので、もしかしたらもうあるのかもしれませんが、
D氏の、男を保ったままの喘ぎっていうのを、一度聞いてみたいものです。
もし、ご存知の方がいらっしゃったら、拍手でこっそり教えてくださいね


【オマケ】
>色っぽいで賞
それは…もちろん、いう間でもなく、桃色吐息のプリンス、K尾D氏で決定ですぅ!

>笑えるで賞
ニールルートのHappyendの最後のCG。
ニールが花の冠をかぶっているのは、
もしかして花嫁?を暗示しているのか!?
そのまえの選択で確かに主は、ニールを受けで設定してました。
だからといって、え?ええええ~?あまりにびっくりな演出。
一番好きなENDINGだっただけに、最後でかなり吹かせていただきました。

>がっかりで賞
オーガストルートでの、GODENDに出てくるある、あの神話をモチーフにしたCG!
このCGの出現で、|!lil!|(lll´+д+)っ

全てが台無しぃぃぃぃ(泣)
泣いたよ、主は!まじ泣きだったよ…主は…!

今までのプレイはなんだったの?
時間返せ!と言いたくなるぐらいの、
この作品全体の価値を一気に軽薄なものに貶める衝撃の一枚のCG。

ああ…。これだけは決して見たくなかった…。

ある意味、これがこの作品内で、一番のホラーだったな…

これでよーやくこの作品の画風が、
少女漫画風味だった理由が、わかったよ…。


>萌えキャラ賞
ニール
普段、こういう感じのキャラには滅多にときめかない主ですが、
今回あまりにも内容がダークすぎたためか、邪悪すぎて、
ニールの明るさと、「ローウェル家の家訓」に隠れた彼のベタな優しさに、
主の心は癒されました。本当にこの「ローウェル家の家訓」が、なかなかいいことを
言っているのです。今日からこのワタクシめも、この家訓に則って生きてゆこうと心に誓いました。

>特別賞
これは、言わずと知れた 校長先生。
もう、強烈ですから。抱腹絶倒です(p゚∀゚q)



以上、大変、お疲れ様でした!
最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます!

主のレビュー、楽しんでいただけたなら幸いです。
辛口な個所もありましたので、心配ではありますが、
作品に愛をもって書かせていただきました。
「神学校」の魅力がどこまでお伝えできたかわかりませんが、
こんな変わり種レビューでも、少しでも皆様のお役に立てれば、
幸いです。

ではでは2014年が皆様にとって、去年にもまして、
益々BL豊穣の一年となりますように(´∀`)///

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
キーワード , BLゲームレビュー, BLゲーム感想,神学校,BLゲーム18禁, 
BLゲームR18, 東城直樹, 空乃太陽, 夕凪孝, 氷河流, スモール佐藤, 青島刃 ,
BLホラー, 良作BLゲーム, おすすめBLゲーム
?tB
nice!(0) 
共通テーマ:ゲーム

BLゲーム「sweet pool」 [BLゲーム]

BLゲーム「sweet pool」0.jpg

総合 :★★★★☆
ストーリー性:★★★★★
H濃度 :★★★☆☆
腐ノ狂王点 :★★★★★

制作:Nitro+CHiRAL
出演:川原慶久×羽多野 渉
    緑川光 ×羽多野 渉
    岸尾だいすけ×羽多野 渉
音楽:OP:「I'm in blue」 Pale Green
   ED:「diving deep」 Pale Green 

内容紹介:
一言でいえば、このゲームは、高校生の蓉司が巻き込まれていく、美しくも刹那い、狂気の愛の饗宴である。

注→相当のヤンデレ展開。流血アリ、内臓(モツ)のてんこ盛りなので、この手の画像に耐えられない方には、オススメできない。が、それに目をつぶる勇気がある腐国ノ住人の方々には、その「モツ」の向こう側に涅槃をかいま見ることができることをお約束する。
愛と狂気が、制作者側の見事なセンスで具現化されている、数あるBLゲームの中でも傑作中の傑作だ。

感想:
すばらしい作品である。すばらしスギる作品である。本当によくできている。
深い余韻。
これが、この作品の真の神髄である。

しかし、この作品は、内容紹介でも述べたように、「モツ」てんこ盛りなため、かなりヴィジュアル的にグロい。しかもヤンデレ展開のバッドエンドとくれば、もう救いのない程、マイナー路線だ。
だが、そこをあえて腐国ノ狂王は、激しくオススメする。嫌悪せず、一度プレイしていただきたい。
そして、そのグロの向こう側にプレイヤーを待ち受けている、なんとも美しくやさしい、究極の愛の形を貴方にも見極めていただきたいのである。
プレイ自体もとても簡単である。本能か理性かの2者択一をするだけである。まだ未プレイの方、是非挑戦していただきたい。(でも、もちろんグロ苦手な方はやめてくださいましね。)

なにがそんなに腐国ノ狂王を狂愛させるのか?
それは、ご周知の通り、この作品が、腐国ノ狂王大好物のヤンデレ展開にあるのは、いうまでもない。しかも、嬉しいことに基本的にすべての展開は、バッドエンド❤っていうところが、さらにイイっのである。しかし、このバッドエンドこそが実は、本作の醍醐味であり、この作品を輝かせている最大の要素であるともいえるのである。
そう、このバッドエンド。すべてのルートのストーリーへの決着の付け方が、もうこれ以上はないというくらいに、本当に、ニクイくらに、絶妙で、うまいのである。「終わりよければすべて良し」。転じて「結末よければ、文句なし!」だ。つまり、「台本がよくできている」ということは重要なことなのだ。「オチるところにオチる」ことのできる作品は、良作であるといえる。そいう意味でも、本作は、本当に文句のつけどころのない、パーフェクトさなのである。

「sweet pool」。実によくできたネーミングだ。絶妙すぎる。
この作品は、本当に、台本、サウンド、イラストと、どれをとっても絶妙で才気にみちあふれている。

腐国ノ狂王は、特にこの「sweet pool」というタイトルが本当に好きで、気に入っている。このタイトル付けた人、うますぎる!!!すばらしいセンスであられる。
想像してみていただきたい。

夕陽が赤く染めたプールのやさしい水の中に抱かれて、
闇へと深く落ちてゆく。。。。
そこは、生と死であり、愛と狂気であり、現実と幻想、この世とあの世のはざまである。
そのはざまには、翻弄される「自分」という「どうしようもできない」存在が揺れている。
でも、その先に自分を待ち構えているものは、死だ。
それなのに、このプールの水はどうしようもなく、やさしく甘い。
それは、遠い記憶の奥底に沈む母体の羊水にも似た懐かしさをもった、
無条件の愛にどこか似ている。
今、自分が沈んでいく、この甘いプール。
これが、最期に見ることの許された本当の「愛」なのだろうか?
「愛」とは、永遠に続くものなのだろうか?        


そんな光景を頭の中で思い浮かべてみる。

sweet pool。
それは、人が最期の最期に願う、「永遠に続くものを信じたい」刹那、そのものの象徴なのかもしれない。

と、まあ、腐国ノ狂王、ナルって妄想してみましたが、とにかく、
おくぶか~い!!!かなり深読みできるタイトルなのであります。

抽象的なタイトルだけですべてを語るタイトル選び。
さすがである。

sweet pool。

なぜ、本作にこのタイトルが付いているのか。
そのなぞを是非、貴方にも貴方の手で解き明かしていただきたい。
そう、本来、このゲームは、刹那いくらい、この美しい”sweet pool” を感じるためのゲームなのである。
是非、プレイして、この制作者側の神々しい才能をご堪能していただきたいものである。

激しくオススメの点:
何を隠そう、一番オススメしたいのは、OST(オリジナルサウンドトラック)である!!!
ええっ!!!そこかよーーっと突っ込みを入れられるのは百も承知。それでも、やはりsweet poolのベストは、OSTであることに間違いはない。
OPの「I'm in blue」Pale Green は、何かはじまる予感を秘めた、しかしOPに相応しい曲調で、その旋律は、よく晴れた日に太陽を直接覗き込んで、その神々しさに思わず目を細めたときのような、直視できない何かを見てしまった時、目の奥の痛みを感じてしまったかのような、そんな暗示的な暗い翳りのような響きも含んだすばらしいものとなっている。
さらに、EDの「diving deep」 Pale Greenは、腐国ノ狂王OSTコレクションの中でも神曲中の神曲である。この刹那くて、人さびしくて、誰もいない放課後の夕陽を浴びる生ぬるいプールの水の中に沈んで眼をあけているような、現実と幻想のはざまで揺れているような、そんな素晴らしい調べは、このゲーム全体にまさにふさわしい出来栄えとなっている。Pale Green様、神曲をありがとっ!!!

さらに、ゲームのBGM全般も素晴らしい。このBGMを作曲もしくは制作された方、素晴らしすぎるっ!!!この、ずばぬけたセンス。この音のセンスはどこからくるのか。まさに鬼才であるとしかいいようにない。腐国ノ狂王は、このOST-CDを手にしてから、何度も何度も本当に何度も繰り返し拝聴してきたが、未だ飽きることがない程だ。


確かに本作品は、万人受けするたぐいの作品ではないが、制作者側の、その才能の煌めきを味わうことのできるゲームに仕上がっているということだけは、間違いない。


BLゲーム ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。