スト良し!声良し!一途なラブが良し!の「良し×3」尽くしの良作といったらコレ!!★BLCD「SEXY EFFECT 96 」(全) [BLCD]

スト良し!声良し!一途なラブが良し!の「良し×3」尽くしの良作といったらコレ!!★
BLCD「SEXY EFFECT 96 」(全)

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総合 :★★★★☆
ストーリー性:★★★★☆
H濃度 :★☆☆☆☆
声優萌え度 :★☆☆☆☆
腐ノ狂王点 :★★★★☆

原作:真山ジュン
出演:小西克幸×森川智之

内容紹介:
年下・男前なゴリラ似の所轄デカ×年上・エリート・クールービューティー検事のカプ。
男惚れされるタイプの刑事「桐埜」がベタ惚れした相手は、なんと、キャリア組みのエリート・クールビューティー検事の「洲田」だった。洲田に対する想いを日に日に募らせる桐埜警部補だったが、猟奇事件の被害者となって襲われた洲田を、一途に愛し、守り抜こうとする桐埜。彼の想いは、果たして、洲田に届くのか……
その他、シリーズ2弾、3弾まである、長編。回が進むごとに、聞く方は、幸せな気持ちになれること、保障いたします。

感想:
「SEXY EFFECT 96」なんて、いかにも カル~い色モノ系を連想させるタイトルとは、およそ釣り合わないような、中身の楽しめる、すばらしくGOODな作品です!

もともと、コミックが原作の本作。わたくしは例によって、原作未読でありますが、結構イラストが、アクの強い感じですので、(新田作品と同じように)原作を手に取るとなると、ヴィジュアル的な理由で、好き嫌いが別れる作品といえるかもしれません。
が……。
BLCDとしては、大、大、大のオススメです[黒ハート]
スト良し!声良し!一途なラブが良し!の良し良し尽くし!

過去に聞いた時も、「秘密のMY・BL感想日記」帳(!?)に、★★★★☆をつけていた わたくし。しかし、こうして、今、改めて聞いてみても、やはり、★★★★☆という評価は、依然としてかわりませんねぇ~。
リピに耐えられる良作に仕上がっていると思います。

じゃぁ、良い、良いって、いったい、何がそんなにイイわけ?と、突っ込みたくなった、貴方。
それを今から、じっくりとご説明いたしますので、最後まで、お付き合いくださいね!


そこで、題して。
独断と偏愛でお届けする、「SEXY EFFECT 96――腐国ノ狂王が、イイと思った3つのワケ」 


その①
まず、ストーリーがしっかりしている。
刑事もの、それすなわち、事件がしっかりと描かれている。
そして、パラレルとしてのラブ・ストも、回を追うごとに、ポジティブな進展をみせる。
ま、こうしてみると、ぶっちゃけ、本作、英田サキ先生あたりで、ものすご~ありがちな設定ではありますが、とにかく聞いていて、視聴後、とっても幸せな爽快感が漂うというところが、イイんですよ。
例え「ありがち」であっても、全然気になりません。
主人公が、とにかく 好感がもてる。シリーズ3弾までを通して、彼の頑張りが、どんどん成就していく過程。
そこが、一番、聞いていて、気持ちがイイんですね~。

その②
ハマり役の声優様たち。

コニタン:
男前なゴリラ という設定に、もう、ぴったんこおおぉぉ[黒ハート]
以前どこかの感想にも書いた覚えがありますが、コニタンって、声に情があるっていうか、声そのものに、ハートウォーミングな響きがあるんですよね。「内面の男前」というか、「男が男惚れする男」っていうか。そういうものの表現が、◎なんですね。
今回、まさに、ソレ!
もう、とにかく、一途で、一途で……。
これって、一応、ワンコ攻めってことになるんでしょうけど、そんな印象も受けません。
年下と言っても「青臭い年下攻め」な感じは全くありません。むしろ、年下であっても、「男前な攻め」なんですね。それが、本当に上手に表現されていて、このキャラのコニタンはとっても魅力的にしあがっておりました。

モリモリ:
王道のクールビューティーという印象ですね。「美人」といった雰囲気が言葉の端々に出ていたのには、流石!と思いました。
でも正直、マッパシーンは、今回、エロい度数は、あまり感じられなかったかなぁ。ものたりなかったかも。
(同じ受けでも、公使閣下の秘密外交 では、相当エロい受けだったように記憶してるんだけど)
モリモリの喘ぎは、あっ あっ っと、短めで、なんとなく遠慮がちというか、痛いの?って感じで……。受けがエレクトしている感じは なかったかな……。
清廉潔白で筋をまっすぐ通すクールビューティーということで、ベットで「淫乱」な感じにならないように、キャラのイメージを大切に考えたモリモリのキャラに対する配慮だとは思うんですよね。たぶん。

ただ、こういうキャラは、たぶん個人的に、ユサユサ氏に脳内自動変換されてしまう 困った わたくしですので……。ユサユサ氏の場合、声自体が「エロ+S」という感じで、ユサユサがなんか一言しゃべっただけで、殺人的にエロく感じるんですよね。声に妙な淫乱性があるというか……。だから、クールビューティーというと、つい、ユサユサが頭に浮かんできてしまう、腐国ノ狂王でございました。ゴメンナサイ。
そういったことが、ちょい、モリモリ喘ぎでは、物足りなさを感じてしまった原因かもしれません……。
比較すること自体、ナンセンスですよね。自覚アリです。

と、まぁ、わたくし、何いってんだか、わけわかんなくなってきましたので、
余談は脇に置いておきましょう……。

シリーズ2弾あたりから、洲田の態度が軟化してきます。クールっ気が少なくなって、甘いセリフ多めになってまいります(これは、台本によるものでありますが)。

ストが猟奇的なものをあつかっているだけに、この程度の糖度があって、これは、ちょうどいい位のバランスになっていると言えるかもしれません。
私としては、ギャップ萌えなタイプですので、贅沢いわせてもらえるのなら、表向きツン気味のクールさ加減っていう部分を保ってほしかったな、という気がしないでもありませんでしたが、……。
お色気というよりは、今回、まさに帝王っていうか、正統派な清潔美人と言う感じのモリモリヴォイスが、堪能できることは、まちがいナシです!

その他、脇の声優様方。みんな、すごくハマっております。
まったく絡みのないノンケキャラであったものの、とくに個人的に美味しかったのが、
川原慶久氏と阿部敦氏。
GOODでしたよ~
このお二人をからませてみたいですね~。 もちろん、阿部攻め川原受けで!

その③
CD3弾まであるという点。
内容がイイだけに、当然、次、もっと聴きたい! という気持ちが、沸々と湧き上がって参ります。
その期待に応えるべく、シリーズ3まである、というところが実に嬉しい。
長編でも、ぜんぜん、億劫じゃありません。一気に聴けてしまいます。
回を追うごとに、愛が確固たるものになっていくし、甘々なBLがあまり好みじゃないわたくしでも、本作の 糖度の加減は、◎。


ストも、各CD毎に、新たな猟奇事件を扱ってはいますが、どれも最後まで緊張感が持てて、引き込まれる。


……と、こんなオススメ理由になります。

こうしてみると、3つのワケ! なんて、大それたこと銘打ったわりには、大したことないものになってしまいましたです……。

でも総して言えることは、しつこいようですが、全ての点において良い!ということです。
BGMも悪くないし、ストも声優様も良しの良作で、本当にオススメな作品なのです。
まだの方は、早速。
もうの方は、今一度引っ張り出してきて、是非、聞いてみてくださいね!

++オマケ++
ヤンデレプリンス羽多野渉 応援し隊の隊員であるわたくしにとって、本CDの第3弾で、そんな 羽多野氏に遭遇できる、うれしい特典もありましたんですよ~。
ヤンデレ度高めのセリフのわりには、羽多野氏。今回あまりヤンデレ指数高めの演技はなさっていないようにお見受けいたしましたが、いやはや、どうして。やっぱり キラリと光っておられて、美味しゅうございました。
さすが、ヤンデレプリンスでいらっしゃる!

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