番外編★エロ多めの海外ドラマ「THE TUDORS」でBLシーンを発見! [番外編---非BL作品]

番外編★エロ多めの海外ドラマ「THE TUDORS」でBLシーンを発見!


昨日、
前々から見たかった 海外ドラマ「THE TUDORS」
(邦題:THE TUDORS~背徳の王冠)の
DVDを横目に見ながら、作業をしておりました。
このドラマ、私の大好き男優「Jonathan Rhys Meyers」
主演作品ということ、それから、マッパシーン満載の歴史ドロドロものということで、以前より見たいと思いつつ、今やシーズン4?と、むちゃ長いということもあって、なかなか手を付けられずにいたのですが、やっと、昨日、DVDレンタルに踏み切ったわけです。

Jonathan といえば、あの、デビット・ボーイをモデルにしたといわれる
有名な伝説的映画「Velvet Goldmine (1998)」★★★★☆
で、長髪美人+ドラッククイーン姿をご披露してくれました。
(余談ですが、本作で、お相手のEwan Gordon McGregor は、ペ○ス全開でしたね。こんな素敵な方の、そんなトコをこんなところで見れるなんて!と、当時、わたくしのなかで、今作品は殿堂入りしたのでありました)

で、見てみると、16世紀のイングランド王国の若き王 ヘンリーVⅠⅠⅠが、彼の情熱にまかせて、次から次へと愛の饗宴を繰り返す物語。じゃ、なかった、彼の波乱に満ちた生涯を描いたドラマであります。

で。作業中、ふと、何気なく画面を見ると、
な、なんと
意外なところに、BLシーン発見!
「ええええっ!」
一気に、コーフンと興味が高まったわたくし。
即、全作業を停止いたしまして、注目のカプを追ったわけです……
しかも、イイ! すんごく、イイではないか!!!!

なにせ、横目で見ていたわたくし。
男女のマッパシーン満載で、「ふーん」という感じで、あまりストーリーをちゃんと追っていませんでした。
で。出てきた、問題のシーン。 もちろん、即、◀◀ ボタンをポチリました。
たぶん、このために、わざわざTHE TUDORSをチェックされる方もいらっしゃらないと思いますので、ネタバレ全開で、ちょっとシーンのご紹介。

問題のシーンはこんな感じ。(エピソード5)
若き才能あふれるオルガン奏者であり、作曲家である、Thomas Taills トマス・タリス(←実在の人物)は、カペレでパイプオルガンを奏でながら作曲している。
(和訳がこれで正しいかわかりませんが、大体こんな感じ)
トマス楽譜に音符を書き止めながら
トマス「ハレルヤ」
ウィリアム「そう、ハレルヤ、それがふさわしい」
トマス「あ、こんにちは、サー」
そこへ Sir William Compton(←これも実在してる。ヘンリーの秘書・サー・ウイリアム コンプトン)が訪れ、トーマスに話しかける。
ウィリアム「あ、いいよ。私はただ、聴き入っていただけだ」
トマス「……わ、わたしは……」
ウィリアム「君は才能がある。オルフェウスも君に嫉妬するよ」
トマス「サー」
 ウイリアムは、立ち去り、後方にいた女性たちに、挨拶する。
その様子を遠くから隠れる様にして見るトーマス。
ウィリアム「こんにちは、ご夫人方。この音楽は、神的でないか?」
ウィリアムはふと視線を感じて、そちらの方を見ると、トマスと一瞬視線が交わる。
姿を隠すように立ち去るトマス……


ここで、一端シーン終了。 うんうん、ちょっと、なんだか、すんごく臭うじゃないの!
腐の臭いがプンプンと!
も~
すんごい先が気になるじゃないの!!!



で。次のシーン。
かがり火がともされ仄かに赤く照らし出された、地下の廊下らしきところを一人で歩いているトマス。
そこに ウイリアムが行く先の廊下から不意をついて現れる。
「YESといってくれ」
トマスは首を振って無言で先を急ぐ。数歩進んで、後方を振り返ると、もう彼の姿がない。トマスはさらに前進すると、行く先の次の曲がり角から、ウイリアムが姿を現す。
「YESといってくれ」
「あなたは、結婚なさってる」
「ああ、それがどうした」
「なんでもありません」
トマスは通り過ぎようとする。
「どうして、見ないふりをする」(←ちょっとここ、超訳になってます。すみません……)
「私は貴方を愛していない」
「それが君の理由?」
「もちろん私にとっては」
「君はとっても美しい、トマス」
馬鹿な、と言わんばかりに顔を背け、頭を振るトマス。
「あなたは身分の高い方。それに比べて私は何でしょう?」(←ここもかなり超訳)
「君は、天才だ」
見つめ合う二人。
ウイリアムの右手が、長く垂れるトマスの髪を小さく掻きわけるように頬にすべり、
口づけがかわされる……
睨むような視線を投げかけるトマス……

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ナニコレ!!!
ものすぞ、淫靡だ~!!!!
ぐぐぐっ!
超、萌え!



で、次のシーン。
はやっ!
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裸でベットに横たわっているふたり。ウイリアムは、行為に疲れたのか眠っている。
そのとなりで、神の声を楽譜に書き止めるトーマス。

ああ、トマスさま、なんてステキな、お体をお持ちで!!!
ち○びがやけに綺麗です。次いで映る指先も、細くて繊細でたおやか。素敵です。


次のシーンでは、大木の下に腰を下ろす二人。
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ウィリアムの「愛している」の言葉もむなしく、トマスは、ウィリアムをイングランド国に残し、ウルジー枢機卿のお供でフランスへ旅立つと言う……


そして、次のシーンからは、エピソード6となります。
なんと、ウイリアムは、ペストにかかり、あっけなく死亡。
イングランド王国に帰って来たトマスは、私財を根こそぎ盗まれもぬけのからになった屋敷に一人佇むウイリアムの妻に、ウィリアムの死を知らされる。

ペストに冒された者の死体の集められる共同墓地。
ただ穴が掘られ、十字架が立てられているだけ。
盛り上がった土の一部を掴み、「一体、何をいっていいのかわからない……」と気丈に振舞っていた糸が切れたように、涙を流す。そして、彼の名前が刻まれた十字架に、トマスは、自らのギターを投げつけ、足早に墓地を去っていく。

と、まあ、これだけなんですけどね。

お二人のからむシーンは、超ショートなシーンのみなのです。
でも、地下の廊下で口説くシーンは、圧巻。
見ていてゾクゾクします。
もちろん、リピしまくりです。

++俳優様チェック++
*トマス・タリス役は、Joe Van Moyland 
ジョー・ヴァン・モイランド。
thomas.jpg
一件、イケメンなのかそうじゃないのかわからないところもありますが、よくみると、やっぱりイケメン。なんか不思議な吸引力がある、なかなかの可愛いコであります。
瞳に深さを感じる印象的な目をお持ちの方で、繊細な役どころにぴったりです。

で、ググってみたら、
Joe Leanという名前のバンド君でありました。
映画にもチョイ役で出演していたようですが、音楽の方が、メジャーなようです。

*ウィリアム・コンプトン(ヘンリーのイケメン秘書)を演じているのは
william.jpg
Kris Holden-Reid (クリステン・ホールデン・リード)。
けっこう、イケております。見れば見るほど魅力的に見えるっていうか。
同性愛の攻め様の役がピッタリはまっておりました。



++おまけ++
歴史物の面白いところは、実在している人物が登場していると言うところ。
気に入った人物をあとで、ググって調べる。これが、結構たのしいんですね。
で。
このトマス・タリス。もちろん、実在しています。
tallis.jpg
彼作曲の O Nata Luxは なかなかのもの。
荘厳で、魂をゆすぶられます。


++気になるトマスのその後。++
トマス。
ウィリアムを愛していたのかどうなのか、確かにイマイチハッキリしない感じではありました。
で。
トマスのその後といいますと……
カペレでウィリアムに捧げる弔いの曲を奏でていたトマスの前に、ファン姉妹が通りかかる。その妹にトマスは話しかけ、いきなり「君にキスがしたい」と即効口説き、次のシーンでは、マッパで戯れるありさま。(←なんか幸せそう。この方、ノンケでいらしたということでしょう)
でも、彼女もペストにかかり急死。残された姉は、やつれはて、妹の亡霊に取付かれている。そんな彼女を見てトマスはまたまた、即、「私の妻になってくれ」と求婚。そして、またまた次のシーンでは、マッパでこれまた楽しそうに戯れておられた……


……絶句。

サー・ウィリアムがあまりにもかわいそうであります。
愛してる……そう切実にささやいておられたのに……。
“ノンケを愛すると、痛い目に遭う“
合掌。
サー・ウィリアムの想いが、かなり切なく感じられたのでありました。


と。
いうわけで。

またまた、かなり趣味に走った記事になってしまいました。すみません!

ま、たまにはこんなんも、悪くないなと
思っていただければ
嬉しいのですけれど。
それでは!






タグ:BL映画

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