怪演！竹中直人の神演技！激エロ妖艶ヴォイスはただもんじゃない！！★絶版カセＢ★ユメＱの「あやかしの鼓」

怪演！竹中直人の神演技！激エロ妖艶ヴォイスはただもんじゃない！！★絶版カセＢ★ユメＱの「あやかしの鼓」




非ＢＬで、しかも絶版のカセットブック。
しかも、竹中直人氏っ？
……と、頭をかしげたくなる方も、おられるかもしれません。
でも。
でも！
でも～っ！！！

ただもんじゃ、ないんです、この作品。
こんなに素晴らしい出来の、いわゆる“耳で聴く作品”。
今まで出会ったことがない。
ものすごい　迫力と衝撃です。
もう、ココで、紹介せずにはいられない。
コレを聴かないで一生を終えてしまうなんて、あなた、損、損。絶対、損よ～っ！
と、声を高らかにして、云いたくなる。

そんな　稀に見る　

――ヤバイ作品です。

ただね。
内容は、やや微エロ・グロ・サイコホラー系なんですよ。
視聴者を選ぶ、かなり、マイナーな作品といえます。
ま、一言でくくるなら　ダーク微エロス系ですね。
このジャンルが得意じゃない方は……。不快に思われる可能性がありますので……。
オススメはできない作品です。
ごめんなさい。今回は、ご遠慮くださいね。

↓　↓　↓

で。

「私は大丈夫！」な方だけ、ここから先の、永延語り、
管理人による萌えトーク。お付き合いくださいますよう、お願いいたします。


で、早速。

ＢＬの枠を飛び越えての、コーフン冷めやらぬ腐国ノ狂王による、「あやかしの鼓」をご紹介いたしますね。

＊＊＊＊

＋＋なが～い前置き。＋＋

個人的ではありますが、わたくし最近、夢野久作氏の作品にむちゃくちゃ
ハマっておりまして……。
もう、氏の作品は、「脳」にいいんですよ、もうとにかく。
「脳」がきもちよくなれる。
とにかく、そんな作品を、ユメＱ氏は　お書きになられるんですよ、ハイ。

きっかけは、氏の「死後の恋」という作品。
つい最近、別途でググってた時に、たまたま　偶然にＨＩＴした「死後の恋」という検索タイトル。
なーんか、妙にそのタイトルが気になって、アマゾンで見てみたら、レビューが超ソソった！で、やる気満々になって、さらにしつこくググってみたら、サウンドノベル化されていたので、それを読んでみた。
で。

その文章に、衝撃を受けた。

お恥ずかしながら、「夢野久作」という名前だけは承知していたものの、
作品に直接触れたのは、これがお初でありました　腐国ノ狂王。

とにかく、文章が　まるで　魔法のようで……
引き込む。引き込む。引き込む。
どんどん　どんどん。
ぐんぐん　ぐんぐん。
引きこまれて　ラストまで　ノンストップ。

本当に、衝撃でした。

洗練され尽くした、流れていく美しい日本語……。

もう、一種の呪文のように、からめとられて参ります。


で、オタ魂に火が付いた、わたくし。
さらに、ユメＱ作品について、ググりましたあぁ！

そして、キター！

……めでたく、運命の糸に導かれて　ＨＩＴしたのが、この「夢野久作」絶版カセットブックなるもの。

もう、飛びつきました。

で。

あまりの　すばらしさに、背中が、反りかえりましたよ！！！！
ものすご、掘り出し物　ＨＩＴ　ですよ！！！！　奥さん！！！！


わたくし、これまでにも、けっこうの数のＢＬＣDを拝聴させていただいてまいりました。
でも。

これほどまでに。

こ、これほどま・で・に、

本と役者　が　完璧なまでの形で、作品に命をともしている作品に
であったことがありましぇ～っんっ！！！！
って、ぐらいの、衝撃でした。

……むむむむ。
どんどん、鼻息荒めで、コーフンしてまいりました腐国ノ狂王。
そろそろここらで、「あやかしの鼓」での　夢野氏と竹中氏。
わたくし、思う存分に愛でさせていただきたいとおもいます。




非ＢＬ―　絶版カセットブック夢野久作「あやかしの鼓」

総合 ：★★★★★★★★★★
ストーリー性：★★★★★★★★★★
H濃度 ：★
声優萌え度　：★★★★★
腐ノ狂王点 ：★★★★★★★★★★

原作：夢野久作
出演：竹中直人

内容紹介：呪われた「あやかしの鼓」を巡る世代を超えた狂気の物語。

＋＋ストーリー。＋＋
ネタバレが、非常に重要な意味を持ってくると思うので、ごめんなさい。
ここでは　あえていたしません。

ただ、いえることは、読後感が、完璧　ということです。
腐国ノ狂王にとって、何か作品を読むうえで、一番大事なのは、オチの付け方なんですね。
オチが落ちるところにオチていると、に、なるわけです。
で。
ユメＱ氏の「あやかしの鼓」、「少女地獄」、「死後の恋」は、
どれも、。それも、ひとつやふたつじゃありません。
完全に羅列してます。

そのくらい、わたくし個人的には、すばらしい計算されつくした世界だと。
すっかり、やられてしまいましたので　ございました。


＋＋耳で聴く「あやかしの鼓」。＋＋

まず、台本が　すごいですから。
鬼才に満ちた引きこまれる狂気のストーリー。
完璧に計算され尽くした美しすぎる日本語。
もう、とにかく　ソレが、随所にみちあふれていて、ユメＱ氏の天性の才をひしひしと見せつけられる。
もう、聴く方は、ただただ、　唖然として、
ぐいぐいと　その　世界に身をゆだねて　ひきづりこまれて　いくだけ……。
という感じです。

ダークで耽美な世界が、きっと貴方を、狂気の淵に　おとしめてくれることでしょう。

とくに、鬼畜な未亡人のセリフ。　もう、神です。




＋＋竹中直人氏。＋＋

声ええ！
まぢ、声エエ！！！！

……と、思わず絶叫です。

そして、次に思うのは。

どんだけ　カメレオンなんじゃぁぁぁっー
ってこと。

もう、一人の人がやっているとは、到底　思えません。

とくに、女の声。　こんな鬼畜女、みたことねぇぇぇ　というくらいの
ド迫力。

竹中直人氏！！！！


――惚れました。貴方に、わたくし、惚れチまいました、完璧に！

本当に、演技が神！です。

稀！　稀ですよ！！！これだけの　質にお目にかかれるのも。

普段、ＢＬＣＤで、お耳を鍛えているわたくしでありますが

この竹中氏。

ただもんじゃねぇぇぇ！！！

ただもんじゃねぇ、ヤバすぎる演技力。

また、普段から聞きなれた声優様とは違った感じの、演技力とでも　申しましょうか。
何が違うのか　と問われても、コレっていえないんですけれど、
なんだか、ぜんぜん違う気がする。

なんだろう？
――殺気かな？　と、ふと　思ったりした。

……っていうのも、腐国ノ狂王。

ドえらい大昔に、実は、小田急線の電車の中で、生「竹中直人」氏に遭遇したことが一度だけあったんですぅ。

そんとき、感じたのが、いわれもないものすごい「オーラ」。
オイオイ、腐国ノ狂王、何言い出すんだよ、コラ！って、皆さん、思われるかもしれませんけど、本当なんです。

いえね。わたくし、生まれてこのかた心霊とか、見えちゃったりっていうことも、一度もありませんし、占い、宗教のようなたぐいのものにも、まったく興味をもったことのない、そういった方向には無頓着な者なんですケドね。

でも。当時、
そんなわたくしでも、
この、竹中氏には、感じたんですよ、ものすごい特別な、濃厚なやつを。

――ビシビシ、痛いくらいの空気が、漂ってたんですよ、ソコに！！！
まさに、その人を取り囲むオーラとしか、言い表しようのない　何かが。

――そう、ものすご　カッコエエ　オーラが！！！！

とにかく、当時の３の線のイメージからは到底想像もできないような、

ダンディでクールな男の空気感が、そこにはあったんですぅっ！！！

もう、人間を超えてるっていうか、他の乗客がかすむくらいの、勢いでした。

これ、ホント。

そして……。

その時感じた、同じ空気感が、この作品にプンプンと漂ってるんですぅっ！

カッコええ　竹中氏！

あの、尋常じゃない、空気感。
なんとも　いままでに味わったことのない、　濃厚な空気感。


とにかく、聴く者は、竹中氏のたぐいまれなる才能に、あんぐりと飲み込まれていく感じです。

もう、とにかくエエから、聞いてみて。

超偉人。夢野久作氏の、妖しくも鋭い耽美な狂気の世界を、
こりやぁもう、ほんとうに、もう目の前で　映像でもみているかの如くに、
竹中直人氏が、完璧なまでに　声だけで　再現していますから。

オイ、ちょっと、それホメすぎだろ？って、思われる方がいらっしゃるかも
しれませんが、ほんとに、スゴイんです。

それにプラスして、たぶんこれを聴くと、竹中直人氏のイメージが変わると思います。
実は、ものすごカッコええ人なんだって、ね

絶版だなんて、本当に残念すぎます。復刊ドットコムにでも、投票してみようかな。
ぜひ、彼の全ユメＱ作品を聴いてみたいと切に願う、腐国ノ狂王であります。

＋＋唯一、残念？＋＋
それは、ＢＧＭかなぁ～？
惜しいって感じかもです。
やや、アクが強すぎる選曲に、正直、？？？
ちょい、奇妙奇天烈すぎたような……
ま、ひっかかるところといったら、そのくらいのことでしょうか。

激しくオススメの点：
しつこいようですが、未亡人の鬼畜なセリフ。
もう、人間を通り越してます。
そこには、ま、まさしく、妖婦が！！！！
妖気とエロと狂気が滲む、竹中氏の　この演技は、圧巻です。
こんな演技、今まで　出会ったことねぇ！な瞬間を、お約束いたします。
シビれました、……ハイ。　必聴です。



★作品に興味を持たれたかたは、今なら、「にこにこ」にて、竹中直人による朗読を聴くことができます
「動画」のところで、“にこにこ　竹中直人　あやかしの鼓　朗読”でググってみてね。
「あやかしの鼓」―ニコニコ動画（原宿）５９：１５　
で、ＨＩＴいたします。その他、「少女地獄」「死後の恋」も、同じうｐ主があげておりますので、こちらの方も、是非、聴いてみてください。いずれも、超一級の、貴方にとってわすれなれない作品となることと、思いますよ。
少なくても、わたくしにとっては、そうでした

いやぁ、今回もわたくしのお粗末な萌え語り長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
久々の感動を余すところなく　ここにぶつけられて、スッキリサッパリいたしました。

タグ：非ＢＬ あやかしの鼓 夢野久作 竹中直人